自分で自転車を整備する場合は必須のメンテナンススタンド、私の愛用品は AZ メンテナンススタンド KF202です。
何が良いって、しっかり自転車を固定してくれるのはもちろんのこと折りたたんでコンパクトになるので、持ち運びや収納に困らないのが良いかなとおもいます。
メンテナンス時にしか使いませんが、2017年に購入して現在6年使っているので耐久性も問題ありません。
ちなみに片方の締め付けるために回す部分をどこかで落としてしまい、片側しかありませんが、片側をしっかり閉めてあれば問題なく使用できます。
当時使っていたクイックリリースがスタンドの切り口幅に合わなかったのでニッパーで切断して幅をひろげて使っています。
※この後使用する画像は締め付けるダイヤルが片方なく切り口幅を自分でカットして広げてあるものです。
スペック
自転車に接触する部分はプラスチック、スタンドの部分は鉄でできています。鉄といわれると重いと勝手に脳内変換してしまいますが。かなり軽いです。
ハブ幅 約13cmから16cmに対応
クイックのサイズや形状によって使えない場合があるので、サイズをよく確認しましょう。
切り口の部分は回転するようになっています。
※上の写真の切り口幅は購入時の正式なサイズを表記していますが、実際移っている画像は切り口幅をカットして広げてあります。(2.7~2.8cm)
特に切り口幅はサイズが合わないと装着することが出来ないので要注意!
- 一般的なクイックリリースの自転車向けの商品でママチャリでは使えません。
- カンパニョーロ、マヴィック、FSA、フルクラムのクイックリリースでは使えない。
かなり軽く持ち運びが楽
たたむとコンパクトなので収納場所に困らない
装着したまま 乗ってはいけません。壊れます。
使い方
立て方
1,サイドスタンドが付いていれば、自転車を普通に立てた状態にしておく
2、最後に引き上げるときに車輪が地面に接触しない高さになるようにスタンドをあらかじめ調節して左右のダイヤルで固定しておく。
3、切り口のない方をスプロケ側に差し込む
4、スプロケのない側のクイックリリースの部分を切り口に乗せる(この場合はスキュワーナット)
5、自転車を後ろに引いてメンテナンススタンドを立てる。
6、車輪が地面と接触していなければ左右のダイヤルを本締めして完了。
外し方
外し方はつける作業の順番を逆からやればOK
1,自転車を前に出しサイドスタンドで立っている状態にする。
2,クイックリリース側を外して、スプロケ側を外して終了。
クイックがハマらない場合
クイックリリースをはめる側の切り込みをニッパーで切って切り込みを広げます。少しずつ削るようにカットして様子をみましょう。
tioga と shimano のクイックリリースを使っていたがハマらなかったので 自分で改造しました。
特に計算せず適当にカットしたが、おおよそ7mmずつカットしてあり、切り口幅は2.7~2.8になっています。
切り込み部分にクイックがピッタリとフィットすることが重要なわけではなく、切り込みの上にクイックがしっかり乗っかっていればあとはダイヤルの締め付けで両サイドから圧力がかかれば作業中にはずれることはありません。
私はこの状態で使い続けていますが問題ないです。現在はエスケープr3のスキュワーナットですが、普通に使用できます。
まとめ
コツとしては車体を持ち上げて下から装着しようとせずにクイック部分にメンテナンススタンドを取り付けてから車体を引き起こすことです。
スタンドの幅を固定するダイヤルを片方紛失したが、片側でしっかり締め付ければしっかり固定出来るので仕様上問題はない。
わたしの使用では家から離れたところへ持って行って使うこともあるので、軽くて助かります。
折りたたんでコンパクトになるので持ち運びも楽だし収納場所に困りません。
使用する用途として、チェーン洗浄、ブレーキシュ―交換が主なところでそこまで使用頻度も高くなく構成されている素材も劣化するような素材が使われていないので、長く使えています。
2023年現在、丸6年使用。耐久性に問題はありません。