結論から言うと、これがあれば自分がタイヤ交換の達人の域に達したのかと勘違いするほど、タイヤ交換が楽になります。
最後のあと少しをはめこむときに硬すぎてハマらず、汗が止まらず、指先がいたくてイライラするあの時の自分とはもう会うことはありません。。
シュワルベ タイヤレバーはタイヤ交換で一番きついその最後の一押しを楽にできるように開発された素晴らしい商品です。シンプルなつくりで使い方も簡単です。
世界的にタイヤで有名なシュワルベの製品というのも信頼の証だと思います。
わたしが購入したのは2017年なので長期使用レビュ―です。
シュワルベとは
シュワルベブランドを展開するのはドイツのラルフボール社。元々韓国のタイヤメーカーを買い取り現在まで運営しています。
主にタイヤ関係の商品を製造、販売していて、自転車はもちろんオートバイ、車いすのタイヤなど多岐にわたります。
カタログを見るとわかる通り街乗りから、オンロード、オフロードなど様々な種類のタイヤを扱っています。
そんなシュワルベのタイヤレバーなので信頼性も充分です。
SCHWALBEはドイツ語でつばめの意味
スペック
3本で1セットです。この3本というのがポイントです。
2本で固定して残りの一本でタイヤをはめます。
軽いので持ち運びにも適しています。
- 素材 プラスチック
- 重さ 1本 13.5
- サイズ
特徴としてタイヤをはめるときに非常に役に立つクリップ機能があります。
クリップ機能を利用して、2本のタイヤレバーでタイヤがずれないように抑え、残りの1本でタイヤをはめこめば、あれだけ手こずり指先を痛め無駄に体力と時間を消耗していたあの日とはおさらばできます。
使い方
使い方はとてもシンプル。
タイヤの外し方
外すときはサイドのくぼみが左側ににるように持ち、先端のフック部にタイヤのビードを引っ掛けてから横のくぼみをスポークに引っ掛けてビードを外し、タイヤをホイールから浮かせます。
長い間タイヤを外していないと、ビードがかなりガッチリとハマっているので上の写真のように2、3ヶ所ビードを外して、浮いたすき間からもう一本のタイヤレバーを深く差し込んで(左にくぼみがくるように持つ)スライドさせてタイヤを外します。
スライドさせる時はタイヤレバーを深く差し込むとチューブを傷つけずにできると思います。
深く差し込んでスライドさせる
慎重派の人はスライドさせずにタイヤレバーを交互に使ってビードを外していけば、スライドさせずに外していくことも出来ます。
あくまでもチューブやリムを傷つけないように、ていねいに作業しましょう。
タイヤの取り付け方
まずはタイヤを普通にはめていき、これ以上は入らないというところまではめておきます。
タイヤレバーのサイドのくぼみが左に来るように持ちこれ以上はめられなギリギリの所に1本ずつクリップ機能を使いリムにタイヤレバーを固定します。
この状態でクリップ機能で固定されているところは一切ずれることがないようにしっかり固定されています。
真ん中のハマっていないところは硬くてハマらない状態です。
ここからが本番です。
ハマっていない部分にタイヤレバーの先端を突っ込みリムの内側にフック部分を引っ掛けて上に挙げていくと、しっかりとビードがハマります。
タイヤがハマった後はチューブが噛んでいないか隅々までチェックしましょう。
フック機能で取り付けたタイヤレバーは軽く横にかたむけるとスマートに外せます。前後に動かして外そうとすると若干手こずります。
タイヤの種類にもよって最後のビードをはめる作業の時かなり硬く、タイヤレバーが折れるんじゃないかと思う時もありますが、折れることは無いと思います。かなり作りはしっかりとしています。
まとめ
タイヤ交換の一番苦労する最後の部分を簡単にできるので、これ以上のことはありません。
自分は最初、百均のタイヤレバーを使っていましたがものすごく大変だったので、シュワルベ タイヤレバーの素晴らしさが身に染みて理解できます。。
例えば、想像してください。。。夏の炎天下、冬の極寒の中、ロングライドの途中パンクしたとしましょう。タイヤ交換するのはいいが最後のタイヤをはめる部分で力を使わなければならないと思うとかなりしんどいことは、タイヤ交換を自分でしたことがある人は良くわかると思います。
タイヤ交換を頻回にする人ではない限り、いざタイヤ交換を始めると時間がかかってしまうことはよくあると思います。そして意外と体力と精神を消耗します。(自分が不器用なだけかも)
普段使いはもちろんいざという時に時間をかけず体力を使わずタイヤ交換ができることほど心強いことはありません。
これさえあれば、ほかいりません。