クロスバイクのホイール交換はSHIMANO WH-R501 一択

クロスバイク

わたしはクロスバイクのホイールは毎回shimano WH-R501 に変えています。

散々使い古された表現ですが、その重さから【鉄下駄】の異名を持つシマノのロード用ホイール。

しかしその性能とコストパフォーマンスの素晴らしさに、街乗りメインの自分にとってこのホイールに勝るものは見当たりません。

正直ロードのホイールをクロスバイクに付ける場合の選択肢はWH-R501しか選択肢はないといっても過言ではないでしょう。

比較対象

ちなみにシマノのカタログでの名称はTIAGRA クリンチャー ラウンドスポーク フロント(もしくはリア)ホイールとなっています。

TIAGRAとはシマノのコンポーネントのグレードの名称です

以下、上からシマノロード用のコンポーネントのグレードの高い方から順番です。

  • DURA-ACE
  • ULTEGRA
  • SHIMANO 105
  • TIAGRA
  • SORA
  • CLARIS

ロードのホイールの低価格の物を求める場合。SORAとCLARISにはホイールがないのでTIAGRAのホイールが選択肢になります。

しかし、実際はシマノのカタログのTIAGRA のところにはwh-r 501と501aは乗っていません。検索窓でwh-r5まで入力すると501-cl,501-30,535,500と4種類のホイールがhitしますが501-clが目的のwh-r-501になります。

501-30と535は生産終了品でwh-r500は上位グレードのULTEGRAのホイールなので選択肢にはいりません。

ちなみにWH-R501-clという名称ですがclとは”クリンチャー”の略称でいわゆる一般的なチューブとタイヤが別になっている構造のことを指します。反対はチューブレスでタイヤの内側にチューブが必要のないタイヤのことになります。

TIAGRAのホイールは501と501aしかないので、どちらかを選ぶことになります

501aは重量などは普通の501と変わらずスポークがエアロスポークになっているので少し価格が高くなっています。

エアロスポークとは普通のスポークより平らにつぶれた形状になっており、空気抵抗が減り高速巡行の維持がわずかに楽になる仕様です。

わたしの場合は、escape r3の通勤のみでの仕様なので、コストパフォーマンスと耐久性を求めるため普通のwh-r-501一択です。

スペック

付属品としてクイックレリースとクイックレリースについての説明書が付いてきます。

クイックもWH-R501対応パーツとして販売されている製品型番Y4SK98120で値段もそこそこするものです。

リムテープもシマノ製の物がもともとホイールに取り付けられています。シマノのリムテープはしっかりしたものなので、標準装備はとてもありがたいです。

クイックとリムテープの値段も込みなのでコストパフォーマンスは良いと思います。

コグロー
コグロー

リムテープの装着もそれなりに面倒な作業なので取り付けてあるのは助かります。

重量
  • フロント 820g
  • リア 1069g
  • 合計1889g

フロント、リア両方で1889g、ロードバイク乗る方にとっては重いでしょうが、私のescape r3の純正ホイール(spinforce lite) は1970gなので,81g軽くなります。

リム
  • リム高さ 24mm
  • リムサイズ  700c(622x25c) 
  • リム幅   20.8mm
  • タイヤ幅/推奨サイズ   23~32c

リム高さは、ローハイト、タイヤ幅はナロー、最近のグラベルロードなどでは、35以上を付けることもあるようですが、極端に幅の広いタイヤには適していません。

スポーク
  • フロントは左右ともにラジアル組み
  • リアは左右ともにタンジェント組み

ラジアル組みは剛性は劣るがスポークの長さが短くなるので軽量化できるのでロードのホイールでは一般的。

タンジェント組は剛性に優れている。よって駆動輪になるリアホイールに基本的に使われる。

ベアリング
  • カップ&コーンベアリング

カップ&コーンベアリングは耐久性が高くシンプルな構造で修理や調整が簡単な設計になっている。

なおかつシマノのベアリングは自転車はもちろん釣り道具などでもその技術力には定評があるので申し分ありません。

リアスピード

8/9/10

リアホイールに付けるスプロケットの8,9,10速に対応しています。

私のescape r3は、8速なので必然的にwh-r501か501a以外選択肢がありません。8速対応のシマノのロードホイールは他にないからです。

OLD
  • フロント 100mm
  • リア   130mm

リア130mmなので、135mmのMTBやルック車と呼ばれるような物には付けられないので、購入時には注意が必要です。

リムインジケーターが左右に付いているので消えたら交換です。

使用感

重いと言われますが私の場合は、giant escaper3 に元々ついているspinforce liteが重いので、 WH-R501に取り換えると81g軽くなります。体感として軽さの違いはそこまで感じませんが走りは軽くスムーズに巡行できるように感じます。

シマノのベアリングとホイール自体の作りの精度の良さでこういった体感につながるのでしょうか、私のようなごく普通のクロスバイク乗りでもシマノの技術を感じ取ることが出来るのは、貴重な体験だと思っています。

値段はコロナ以降、材料費の高騰から価格は上がってしまいましたが、それでもクロスバイクでのホイール交換はWH-R501これに代わるものはないと思います。

高くて繊細なホイールを装着しその辺の駐輪場に置いておくよりは重いけれどほどほどの価格で丈夫なホイールのほうが安心出来て助かります。

ちなみに私はなるべく人目に付かないように毎回R501ステッカーをはがして使用しています。

コグロー
コグロー

ハードにガンガン使うなら価格も含めとても良い物だと思います。

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