私の最近の通勤の相棒はオルトリーブサドルバッグ2。
夏は個人的に荷物が一番多くなる為、4.1リットルでも正直入りきりません。何とか全部入れたいがために、また余計な事をしたくなる衝動を抑えきれない、結果、改造にふみきり試行錯誤のうえ一つの結論にたどり着いたのでその顛末をここに記します(おおげさ)
結論としては結構たくさん入るよ!
オルトリーブサドルバッグ2 容量
オルトリーブサドルバッグ2には 2.1ℓと4.1ℓの二種類ありますが沢山入れたいのでもちろん4.1ℓを選びます。耐荷重は3キロまで。
底が細待っていて入口にかけて広くなっていきますが、商品説明には2,3回のロールアップが推奨されているので、実質バッグの入り口付近の広い部分をロールアップすることであまり荷物が入らないような気がします。
R250 サドルバッグエクステンション
まずは改造なしでの容量アップを目指します。
ワールドサイクルのオルトリーブサドルバッグ2のために作られたサドルバッグエクステンション。プラス65㎜伸ばせる優れものです。通常の状態よりはもちろん容量は増えますが。やはり最後のロールアップとバックルをとめるために前方にかかるテンションで荷物を詰め切れません。なぜ私がここであきらめきれないかというと、バッグの構造からして入口の広い部分をめいいっぱい使うことが出来ればぎりぎりの容量を使うことが出来るはず。今の状況でもまだ詰め込めるであろう余白があるためにあきらめがつかないわけであります。
そこで次はサドルバッグエクステンションをもう一つ購入してパンパンに詰めた状態でロールアップを最小限にし、二つのバックルを付けた状態でテンションがしっかりかけて最大容量を狙います。
一つだけよりは容量はアップしますがバックルをかけたときに前方にかかるテンションで荷物がはみ出してしまいます。
ちなみにこのduraflexのバックルだけを購入して自分でカスタムしようと思ったんですが、日本では取り扱いが少ないようで同じものを手に入れるのが難しそうでした。
改造
ここからは改造にふみきります。
ツイッターで先人がつぶやいていたのでそれを参考にトライします。同じサイドのバックルを入れ替えることにより旧型のサドルバッグと同じように入口のバックル同士で閉めることが出来るようにします。
同サイドのバックルを入れ替える
用意するもの のこ刃カッター
入り口側のバックルに切り込みを入れるのが結構難しいですバックルが取り付けられている輪っかの部分を押しのけた状態で切り込みを入れるのに意外と力が要ります。そのあと切り込みからバックルを外すのも少しイラつきます。
こうすることで旧タイプと同じ締め方ができるようになり、なおかつ元々の方法で止めることもできます。一つ注意点としては元々の方法で止める場合に締め付けの調整でストッパーになる方のバックルがバッグの入り口側になるため。元々の止め方だと荷物を入れてテンションをかけて引っ張っても引っかからず緩まってしまいます。ただしっかりロールアップして逆側でしっかりテンションがかかっていれば問題なく使用できます。
容量MAX
これで希望どうり容量MAXで荷物を詰めることが出来ます。
どういうことかというとロールアップなしで荷物入れられます。
私の場合ならレインウェアを丸めたものがちょうど入り口の部分で蓋になり中の荷物が飛び出しません。
同様にビニール袋でもドライバッグでも荷物をひとまとめに入れて入り口の蓋にしてしまい、それをロールアップなしでバックルを閉めてしまえばパンパンに荷物を積み込めます。
コツとしてはバックルがきつめになるような締め具合になるようにした方がよいです。
緩いと走行中に入り口のほうから下がってきてしまうのでしっかり奥まで押し込んで、少しでもロールアップできればしてから留めて無理な場合はロールアップなしで留めるようにすれば問題ありません。
私の最大の詰め込みはこの留め方にR250のサドルバッグエクステンションを一つ付け足すくらいが最大だと思います2つ付けると荷物が飛び出しすぎて不安です。
旧タイプの閉め方をする場合奥側のストラップが行き場所をなくしてしまいますが。そのままぶら下げても二つを留めておいてもどちらでも問題ありません。
まとめ
結果としては大成功です。
もともとトピークバックローダー6ℓを使用していましたが。同じ荷物を運べなければ、荷物が多くなる夏だけはバックローダーを使う覚悟でいましたが、これで解決です。改造してもともとの閉め方と旧タイプの閉め方両方出来ますが旧タイプの閉め方でしか使っていません。
あくまでも勝手な予想ですが、旧タイプの閉め方だと荷物の詰め方によって入口側が走行中に下がってしまうため前方にしっかりテンションがかかる新型の閉め方に改良したのだと思います。
しかし大型サドルバッグの基本である「重い物を奥に軽い物を手前にしてすき間のないようにしっかり押し込んでシッカリ締める」という基本を守れば旧タイプの閉め方でもまったくもんだいはありません。長距離で途中でバッグが下がってくるのが不安な場合は、下から荷締めベルトを通してサドルに引っ掛ければ下に落ちてくることはありません。
失敗が怖い改造ですが、今回は成功。