雨の日でも自転車通勤を欠かさない私が自信をもっておすすめするレインウェア最強装備

ウェア/バッグ

私は雨の日でも100%自転車通勤をしますが、よく人に言われるのは「大変ですね」とか「そこまでして電車賃浮かせたいですか」など割と変人扱いされることが多いです。しかし私に言わせてもらうとしっかりしたレインウェアを着ていれば激しい雨でも全くつらい事はありません。実際レインウェアを忘れて濡れながら自転車で走った時は5km程度でも結構しんどいですが。しっかり装備していれば豪雨で20km走ってもそこまでダメージはありません。

とにかくバスや電車に乗るのが億劫というのもあります。特に雨の日なんかはバス停に恐ろしいほどの行列を見るだけでも具合が悪くなります。そうなると雨の日でも快適に自転車に乗れる装備を試行錯誤していろいろと考える訳です。そしてたどり着いた今の装備は完璧なラインナップになりましたのでここに報告したいと思います。

まずレインウェア上下、レインシューズカバー、冬場の防寒手袋この不動のメンバーを順に紹介したいと思います。

モンベル ストームクルーザー

購入して4年は経ちますが、いまだに健在です。

ストームクルーザーの商品説明を読むと最初の一文にこう書いてあります。【卓越した防水性、透湿性、そして軽量性全てを備えた究極のレインウェアがストームクルーザーです。】モンベルが一番力を入れていることがよくわかりますしスペックは間違いありません。

私がストームクルーザーを購入した理由はその汎用性です。基本登山ウェアなので、登山はもちろんのこと、キャンプ、そして自転車、アウトドアアクティビティのレインウェアとしてさまざまなシーンで活用できます。自転車に特化したものより、私の趣味の様々なシーンで利用できることが一番の理由でした。

しかし毎日自転車に乗る私には、ほぼ自転車専用と化しています。登山やキャンプなどはそもそも天候の良い日を選んで行くことが多く万が一の雨のためのお守りの要素が大きい為出番がないまま終わることも多いからです。

東京の年間の雨の日はおおよそ30%、日数にして365日のうち109日が雨の日なので登山用などでストームクルーザーなどを利用している人よりも、かなりのヘビーユーザーである自負がありますのでその視点からレビューしてみたいと思います。

耐水圧/50000mm以上

一般的に20000mmで嵐に対応できるようで登山には20000mm以上が推奨されています。

50000mm以上なので、雨に対する防御力は何の問題もありません。オーバースペックとも思えますが。この耐水圧のおかげでかなり激しい雨でも20km走っても苦にはなりません。

透湿性/35000g/㎡

20000g以上あれば蒸れにくくベトつかないとされているので、充分な数字です。が、ゴアテックスだからと言って絶対蒸れないということはありません。実際自分が発する汗で内側から蒸れますが、これはどのレインウェアでも一緒なのでストームクルーザーは透湿性が高い分不快感は少ないと思います。実際1年を通して使っていますが問題はありません。

軽量性 254g

これを重いと見るか軽いと見るかはその人の用途によって判断は変わると思います。

私の場合はバックパックで背負って移動するわけではない(サドルバックに入れるかキャリアーにくくりつける)ので気になりませんが、ほかのいろいろな荷物と一緒になってそれをバックパックで背負う場合は、ストームクルーザーの重さが気になるかも知れません。

耐久性

4年経ってほつれや破れ内側のはくりなども全くありません。雨で使用した場合必ず洗濯しているので洗濯の頻度も多いですが、劣化は見られませんのでかなり丈夫です。

使用回数が多いのでところどころ洗濯でも落ちない黒い汚れが付いてしまっているのでタウンユースなどでは全く使えず完全な雨専用ですが、耐久性は落ちていないので、まだまだ使えそうです。

ストームクルーザーの特に気に入っているところはフードの部分です。

長年雨の日に自転車に乗っていて気になるのは視界の確保です。

雨で顔が濡れないように、レインウェアやポンチョなどを着てフードをかぶるのは普通ですが、顔周りにフードが近すぎると横方向がかなり見えにくいです、特に自転車走行では後ろや横の確認を頻繁にするのですが、普通にフードをかぶって視界が狭い為フードを片手で持ち上げながら走行している人や、フードを絞って視界を狭くしている人がいますがとても危険です。

おそらく後方の確認などはアバウトになっていると思われます。しかしストームクルーザーは少しの工夫で顔に雨もかかりずらくなおかつ視界も確保することが出来ます。

フードのつばに硬い芯がはいっている

ストームクルーザーのフードのつばにあたる部分が少し硬い芯になっています。これがとても素晴らしいです。

私が編み出した最適解は、つばが固めでフラットになっているキャップ(重要!)をかぶりそれをストームクルーザーのつばの芯の所に引っ掛けると程よいテンションで引っかかり顔周りにスペースが出来顔周りに雨がかかりずらくなり、なおかつ横後ろの確認もしやすくなります。

ちなみにキャップのつばが湾曲していると少し顔の横の部分にフードが下がって視界が狭くなってししまうのでお勧めしません。

ちなみにいろいろなキャップを試したんですが現在は、ザ ノースフェイスのsun day cap に落ち着いています。つばが固くまっすぐで全体がメッシュなので梅雨の時期や真夏の蒸れ防止になりとても軽量なので気に入っています。

コグロー
コグロー

レインウェアで一番の肝はレインウェアのジャケットですので値段は高いですが耐用年数を考えたらコストパフォーマンスに優れていると思います。

モンベル バーサライトパンツ

これは私の買ったのが古いのでスペックがちょっとわからないのですが、安かったのと軽量性で選びました。重さはなんと!実際に計ってみたところ84.5gとても軽くコンパクトになります。ペラペラなので染み込んで濡れてしまうかなと思いますが防水性もしっかりあり4年使用で何も問題ありません。

優れているところは、モンベル独自のサムエシステムです。裾にゴムが付いていてこれで裾を絞って使用するのですが。レインシューズカバーを履いた状態で裾を絞るとレインシューズカバーに全く水が入りません。これがダメになってもサムエシステムの採用されているパンツを購入します。

軽くてコンパクトになります
サムエシステム

レインシューズカバー

ハイカットのレインシューズカバー私の使っているのはmoofunというメーカーの物ですが、mitasやtwone,jisoncase などamazonや楽天で全く同じものが売っているのでどれを購入しても同じだと思います。

PVC素材で完全に雨をシャットアウトして耐久性も良く長持ちします。私の使用頻度で考えるとかなり丈夫だと思います。

履きやすく 丈夫で長持ちそして 安い さらにこれを履くようになって激しい雨でも中の靴が濡れたことがありません。(レインウェアをきちんと上からかぶせること)

2年以上もっているので、大変ありがたいです。

モンベル パウダーミトン

冬の一番寒い時期の雨は手袋がないと無理です。モンベル パウダーミトンは、スペックが登山仕様なので、防水性、防寒性、耐久性指の動かしやすさなど作りにいっさいの妥協はありません。

ミトンではハンドルが握りずらいと思うかもしれませんが、登山中に悪天候の中でもトレッキングポールを持っても滑らないように作られているため全く問題ありません。

私がこれを愛用するのは、冬場に自転車に乗ると指先がちぎれるほどに痛くなるからです。そういった悩みのある方には特におすすめします。

コグロー
コグロー

全く壊れる気配がなく3年くらい使用しています。

暖かい時期は雨でも素手で問題ありません。

まとめ

持ち運ぶときはストームクルーザーにレインパンツとキャップを巻き付けてコンパクトにしています。レインウェアは雨が降るかわからない時も持ち運ばなければならないので小さくまとまるのはとても助かります。ステムバックかダウンチューブに付けているキャリアーに装着しています。

フードに収まるサイズに調節して
巻き付けていって
フードに押し込む

以上が私のレインウェア4種の神器ですが、この装備さえあれば相当な豪雨でも自転車通勤できます。雨の日もノーストレスで通勤できるのはこれらのおかげです。4つとも使用頻度にもかかわらず耐久性があって長持ちしているのでとても満足しています。

ちなみに荷物はどうすんの?というところですが、リュックにレインカバーの時代もあったんですが、これは完璧ではありません、リュックの背中にあたる部分がびしょ濡れになり中の荷物も濡れます。ショルダーベルトもびっしょりです。

トピークのバックローダーに雨の日はゴミ袋をかぶせて走るのも何年か続けていましたが。ゴミ袋のばたつきが気になるのが悩みでした。

今はオルトリーブ サドルバッグ2 バッグの素材自体防水なので、ロールクロージャ―さえしっかり閉めておけば荷物は完璧に濡れません。これで雨の日の自転車通勤のストレスはすべてなくなりました!

雨の日の自転車通勤はネガティブな印象がありますが、走行している自転車も少なく駐輪場も空いていて個人的には気楽に走行出来て良い面もあります。

あまり人には理解されにくいですが、しっかりとしたレインウェアがそろっていれば本当に雨の日通勤はつらくないです!

コグロー
コグロー

雨の日の自転車通勤は危険が伴うので、スピードを出しすぎずレインウェアなどで視界を狭くしないようにして普段より注意深く安全運転を心がけましょう。

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