クロスバイクの冬の手袋「どんな手袋を買っても指先がちぎれるように痛いんですけど」という方に読んでほしい 防寒手袋 決定版!
この記事は以下のような人におすすめ!
- 手袋をしていても指先がちぎれるように痛い
- いろいろと防寒手袋を買ってきたけど本当に納得するものに出会えない
- 長く使えるしっかりしたものが欲しい
結論から言うとモンベルのパウダーミトンこれ一択です!
さらにこれに使い捨てカイロをINします。
丸5年使っていますが全くへたっておらずまだまだいけそうです。
そこまでたどりつくのにハンドルカバーなども使っているので,順を追って最後にミトンの話を書きます。間の話が必要ない方は下まで飛んでください。
5本指の手袋
誰もが最初に考えるのは ワークマンやユニクロの手袋でしょう。
2千円前後で買えます。簡単に言うと自転車通勤30分以上での指先の防寒には役に立ちません。10分以内の移動なら問題ないでしょう。
ワークマンのネオプレーンの手袋の下にインナー手袋をはめたりもしていましたが、さして効果はありませんでした。ネオプレーンはウエットスーツに使われているのでやたらと防寒用具に採用されていますが私が自転車通勤に使った感想だと通気性が無い為に時間がたって体温が上がってくると内部が蒸れてビシャビシャになり汗冷えします。それと到着して手袋を外すと手がめちゃくちゃゴム臭くて嫌な気分になります。
その次は4,5千円から買えるシマノ、パールイズミなどウィンドストッパーがついたり高機能のものですが、前述の物よりは指が痛くなるまでの時間を延ばすことはできるが、やはり指先は痛くなってきます。ここでわかったのは、生地の厚さや裏起毛ウィンドストッパーなどでも、5本指の手袋では限度があるということ
10分駅まで移動してそこからは電車とかの場合は持ち運びにもコンパクトでこのタイプでじゅうぶん!
ハンドルカバー
次はクロスバイク用「MARUTOの防寒ハンドルカバー.フラットバーハンドル専用」ネオプレーンゴム素材。
これをつけて中に手袋で完璧と思ったがダメ✖
最初は良いのだがやはり時間とともに指は冷えていく 原因は外気温が低い場合時間が経つにつれてハンドルカバー内部も冷えてしまいます。結果内側で手袋をしていても段々と指先が冷えてしまいますそれでも手袋のみよりは指先が冷えるまでの時間を延ばすことは出来ますが。完璧とは言えません。
あとハンドルカバーの作りが悪く、端のほうから切れてしまった。つけ外しも面倒だった
ネオプレーンは良さそうに聞こえるが蒸れるしそこまで保温性があるわけではない。要注意
体は走るほど暖まってくるが指先や足先は時間とともに冷えてしまう。そして冷えてしまった手は元に戻らずに余計に冷えていきます。
アマゾンのミトン
まずミトンについての情報を調べる
ミトンは期待できる。
andake 90%ダウン ミトン
内層はダックダウンで満たされー20℃まで耐えることが出来るとの事。
ー20℃まで対応とあるがこれは失敗、そもそもそんな事あるわけない!
生地が薄いのと素材がナイロンですべるのでダメ この薄さでー20℃はありえない。またまた失敗。てぶくろ沼の深みにハマる。
ヨーロッパ寒い地域の製品と思っていたらよく見たらアマゾンによくある中国製の謎のブランドだった。自爆
モンベル パウダーミトン
これを購入して、わたしの手袋を探す長い旅は終わりを告げました。
モンベル パウダーミトン
保温に関してはこれまでのものとは別格で問題なし。中綿がしっかり入っているので、手袋の中で指どうしの熱でしっかり保温してくれます。
それでも気温5度以下になると指は痛くなるので、その時は中に小さい使い捨てカイロを入れてしまえばすべて問題は解決します。五本指ではカイロを入れることは出来ませんでしたがミトンは指先の方までカイロがしっかり入るので指先が冷えることがありません。
親指が離れているので冷えてくるが、信号待ちなどで親指も一緒にカイロを握りしめれば回復します。
操作性は、濡れても抜群のグリップ力を発揮する、デュラグリップを採用していてハンドル操作も滑らずしっかり握れる。そもそも登山用品なので雨や雪の中でトレッキングポールなどを持てるように作られているので自転車のグリップもとても握りやすいです。中綿がしっかり入っているから操作性が悪くなりそうなものですがまったくそんなことはことはなく手を握ったり開いたりする動作はとてもスムーズです。実際ミトンで雨の日にグリップを握った場合想像しただけでも滑りそうな気もしますが、雨の日の自転車通勤で5年使っていますがかなり激しい雨の日でもグリップ操作が滑って危ないと思ったことは一度もありません。モンベルの開発力には驚かされます。
防水性に関しては、表面の記事はモンベルの独自開発の素材ドライテックが使われています。
モンベルが独自に開発した防水浸透性素材。一般的なポリウレタン防水素材の特徴である、防水性を高めると透湿性が低下すると非常に高いレベルで解決する。雨の粒子を防ぎながら、汗などの水蒸気をスムーズに放出させます。
耐水圧/20000mm以上 透湿性/8000~20000g/㎡・24hrs
耐水圧が20000mm以上ですが一般的な目安では嵐にも対応でき、登山など命に係わる場所では最低でも20000mm以上必要と言われています。たかだか自転車通勤にオーバースペックな気もしますが、洗濯や使用時の摩擦などで機能は低下していくので長く使用する場合耐水圧が高いことは問題ではありません。
- 300 -小雨
- 2000 -中雨
- 10000-大雨
- 20000-嵐
透湿性は目安として8000以上あれば蒸れにくいとされていますのでこちらも問題ないですし実際使っていても手袋内の不快感は感じません。内側が濡れてしまってもさらっと感じられます。
- 蒸れにくさー最低5000g以上、できれば8000以上
- ベトベトになりにくさ―最低10000g以上、出来れば20000g以上
縫い目に防水加工はされていませんが大雨で多少染み込みがあるかも知れませんがほとんど気になることはありません。
シェルの袖を伝って中が濡れてしまうがそれは許容範囲。ワンハンドアジャスターでアームホールをギュッと絞れるようになっているので思いっきり絞めれば雨の侵入を軽減できます
濡れたとしても職場などに着いてから裏返しにして、空調の風の下などにおいておけば乾燥して乾きます。
値段が高いように感じるが5年以上持っているのでコスパは良い。
ミトンにカイロを入れる
小さいサイズの貼らないカイロがちょうど良いです。最近はいろんなメーカーから温熱効果が高い物が出ているので、それをミトンに入れれば東京の冬場は乗り越えることが出来ます。
自分のお気に入りは 桐灰のマグマ 毎年これです。
通勤時に使ったカイロは使わない時間帯はジップロックに入れ密封して空気に触れないように保管します。そうすることで通勤時間以外は発熱しない状態になっているので、3,4日カイロの効果を持続させることが出来ます
パウダーミトンのまとめ
わたしは雨の日も100パーセント自転車通勤ですが、冬の雨もストレスに感じたことがないのはこれのおかげです。特に冬場など雨の日でも自転車通勤している事を人に話すと異常者扱いされますがここまでしっかりした装備をしていれば悪天候も憂鬱になることはありません。
自転車乗りの指先の冷えはホントにつらいです。指先取れちゃったかなってぐらい感覚がなくなるし、とにかく痛いのがつらい。通勤が恐怖。
パウダーミトンと使い捨てカイロのコンビがあればもう心配はありません。
パウダーミトンがあれば 冬の自転車通勤にこわいものなし!